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教育と経営
2017/02/05 12:34
教育と経営
「教育と経営」
前々回、前回の私のコラム投稿では、英語+保育と仕事、海外で働く等、国際こども教育を一つの社会経済的営みという側面から見てみたものでした。
そこで今回は、本学の専攻科履修科目の一つである「教育と経営」の講義内容から一例に触れてみたいと思います。教育と経営と言っても、国際こども教育に文脈化したものであるのは当然で、今回は、日本の社会文化にある国際的教育における経営に関するお話です。例えて言えば、将来、本学専攻科の修了生の国際性・知識豊かなあなたが、国際化を目指す都内のいわゆる普通の私立幼稚園に採用され、そして園の国際化の一翼を担い、また外国人教諭を採用する職務もこなす。そんな状況に自らを置くこととなるかも知れませんね。そんな時、あなたは経営者である園長先生に「郷に入っては郷に従え」という、ことわざを聞かされます。そのことわざにある意味や価値をどう考えますか?ちなみに、このことわざは、同様な意味合いで英語圏文化にも存在します。
「When in Rome, do as the Romans do.」あなたは、以下に挙げる欧米の文化における典型とも言える事例を本学専攻科での学びを通して知っています。さて、あなたは、この新しい職場で、どのようなことを考え、どう行動していきますか?
(以上の表現はあくまで筆者の典型論に基づくものであり、必ずしも全ての社会構成員や組織に同様に当てはまるものでは当然ありませんし、認知科学的に見れば、典型的概念自体も個人差や文化背景とともに複雑さを増せば複数存在しうるとも考えられるでしょう。)